小児歯科
小児歯科
乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、顎の骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。
永久歯の生えたての時期は、歯の表面が粗造で汚れが付きやすくむし歯になりやすい時期です。また、乳歯にむし歯があると永久歯もむし歯になるリスクが高まります。
乳歯のむし歯はとても進行が早いです。
お子さんの歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。
子どもの歯を守るのは大人の役目です。
特に10歳くらいまでは子どもの口の中の変化が大きくむし歯ができやすい状態になっています。子どもは歯磨きが上手にできないので、仕上げ磨きや歯磨きの習慣付けを行いむし歯ができないように見守っていきましょう。子どもに甘いものを与える際はグミやアメなどではなく食物繊維の豊富な果物がむし歯予防にはよいとされています。
答えは、0歳からです。
乳歯は生後半年くらいに生えてくるとされています(個人差もあります)。
0歳の時点でむし歯になることは少ないですが、歯磨きの仕方や食事のアドバイスなど、ネットに載ってないこともたくさんアドバイスできますので、早いうちから定期検診の癖をつけておきましょう。
1.フッ素塗布
フッ素には歯質を強化して、歯の表面に菌が繁殖するのを抑える働きがあります。
定期的に歯科医院で塗布して、丈夫な歯をつくりましょう。
ごく初期のむし歯であれば、フッ素で治癒することもあります。
2.シーラント
溝が深く複雑な形状をした乳歯の奥歯は、磨き残しが多くむし歯になりやすい場所です。
この溝を樹脂で埋めて汚れを溜まりにくくして、むし歯を予防する方法です。
3.ブラッシング指導
毎日の歯みがきは、自分でできるむし歯予防の基本です。
大人になってからも健康な歯と口で過ごせるよう、小さなうちに正しい歯みがきの方法を身につけましょう。
お子さんにもわかりやすいよう、やさしく丁寧に指導します。